総監修: |
大塚 恵美子 | 千葉県千葉リハビリテーションセンター 高次脳機能障害支援コーディネーター |
撮影協力: |
千葉県千葉リハビリテーションセンター、千葉市療育センター、社会福祉法人まごころ、ハイリハジュニア、ハイリハ JOB、社会福祉法人 オリーブの樹 | |
小児期の高次脳機能障害者ご自身やご家族、支援を行う医療従事者・支援事業に携わる職員の方のインタビューを交えて、支援の流れと実際を映像化しています。
● 5巻セット価格 ¥192,500(税込)
● 各巻 ¥38,500(税込)
監修:荏原 実千代 千葉県千葉リハビリテーションセンター診療部 小児神経科
大塚 恵美子 千葉県千葉リハビリテーションセンター 高次脳機能障害支援コーディネーター
第1巻では、“高次脳機能障害” の定義を確認するために、 厚生労働省による高次脳機能障害支援モデル事業からの経過と、 高次脳機能障害の行政的な定義・原因疾患について解説します。 また、小児期発症の高次脳機能障害で起こる様々な症状に関して、 当事者とご家族のインタビューを交え具体的に解説します。 加えて、発達障害との違いについてどう考えるか、 小児期の診断上の問題や取得される障害者手帳にも触れています。
CHAPTER内容
- プロローグ
- 小児期受傷・発症の高次脳機能障害への支援をめぐる経緯
- 高次脳機能障害の定義と原因
- 高次脳機能障害の症状
- 高次脳機能障害と発達障害の違いについて
- 高次脳機能障害への対応
- 福祉サービスの利用
- エピローグ
2
乳幼児期受傷・発症から就学前まで/小児期の家族をめぐる課題 (36分)
監修:北村 千里 千葉県千葉リハビリテーションセンター リハビリテーション療法部 小児療法室 理学療法科
中島 友加 千葉県千葉リハビリテーションセンター リハビリテーション療法部 小児療法室 心理発達科
第2巻では、高次脳機能障害の原因となる脳の障害が"乳幼児期"に起こる場合の特徴、症状、その支援などについて、支援の実際を見ながら、 医師、 心理士、 理学療法士、 看護師といった様々な医療スタッフが解説します。 また"小児期"における家族をめぐる課題について、母親きょうだい、家族会のインタビューを交え、家族間の役割調整、きょうだいの養育に関する支援など、身近で当事者を支える家族を支援することの重要性を考えていきます。
CHAPTER内容
- プロローグ
- この時期に発症した子どもの特徴
- 乳幼児期の支援と対応
- 小児期の家族をめぐる課題
- エピローグ
3
小学校への復学支援と学校生活の課題 (37分)
監修:太田 令子 千葉県千葉リハビリテーションセンター 高次脳機能障害支援アドバイザー
廣瀬 綾奈 千葉県千葉リハビリテーションセンター リハビリテーション療法部 小児療法室 言語聴覚科
第3巻では、“学童期"、 特に小学校の時期に焦点を当て、 高次脳機能障害の子どもたちの特徴と学校生活の中でみられる症状を解説します。 グループ訓練(運動や調理などの具体的活動,ソーシャルスキルトレーニング)やカンファレンス場面といった、 千葉県千葉リハビリテーションセンターでの支援・対応の実際をみていきます。 インタビューでは、復学時の「不安な気持ち」「支援で役立ったこと」など当時の想いをご家族にお聞きしました。
CHAPTER内容
- プロローグ
- この時期の子どもたちの生活
- この時期に発症した子どもの特徴
- 学童期の支援と対応
- エピローグ
監修:大塚 栄子 千葉県千葉リハビリテーションセンター リハビリテーション療法部 小児療法室 作業療法科
鈴木 勉 特定非営利活動法人 東京ソテリア 地域活動支援センター はるえ野 高次脳機能障害者支援事業専門スタッフ 言語聴覚士
第4巻では、中学校から高校の時期に高次脳機能障害になった子どもたち、 あるいは小学校までに受傷・発症し中学生・高校生になった子どもたちについて、この時期の症状、 子どもや家族への支援、進路の選択などについて解説します。 学習内容の増加と高度化、友人関係の変化など、 中学・高校での大きな課題である”学校生活の適応”や、 卒業後の進路を選択した経緯などに関して、 当事者やこ家族の方に当時の様子を語っていただきました。
CHAPTER内容
- プロローグ
- この時期の子どもたちの生活
- 高次脳機能障害をもつ子どものこの時期の特徴
- この時期の進路選択をめぐる特徴
- この時期の支援と対応
- この時期の家族会の役割
- エピローグ
5
教育期間終了後の成人期の就労・社会参加(49分)
監修:小倉 由紀 千葉県千葉リハビリテーションセンター 高次脳機能障害支援センター長
中島 光喜 千葉県千葉リハビリテーションセンター 更生園 支援部 就労支援科
第5巻では、 教育期間を終えた小児期発症の高次脳機能障害者の社会参加に向けた支援、特に「就労」に関する支援について解説します。 「仕事内容」や「働いた感想」など実際に働いている当事者や家族へのインタビューを交え、 様々な働き方、 職場での障害の影響の現れ方、 就労支援に必要な視点、 関係機関などを解説しています。
CHAPTER内容
- プロローグ
- 教育期間終了後の社会参加の状況とその課題
- 就労をめぐる社会参加の事例
- 事例から見える特徴と課題
- 高次脳機能障害はどのように仕事に影響するか
- 小児期発症の高次脳機能障害者の就労支援のポイント
- 就労後の支援
- エピローグ